そもそもの出張族サラリーマンであれば楽々にJGC/SFC解脱済だと思いますが。
現状そうではないサラリーマンが、なにかの出張機会に合わせて上級会員を目指すのは実にリーズナブルな手段だと思います。ゼロから陸マイラー活動で目指すのももちろん”アリ”ですが、せっかくサラリーマンやっているのであれば、まっとうな手段で経費を使えるものは使いましょう。まさにサラリーマン空マイラー。(ただ、各社さん規約は違うと思うので、まず確認は必要です)
サラリーマン空マイラーに必要なこと基本の基本しかしながら、「自分のいまの仕事では出張する可能性はない」「いまの会社では出張するような業務がない」等々、”現時点では”自分ごとではないサラリーマンの方々も多いと思います。が、仕事は天下の回りもの。明日、会社が、自分が、業務が変わることは実際問題ありえます。明日明後日は変わらないかもしれない、でも来年は?再来年は?
それは誰にもわかりませんよね。
私が30年近くサラリーマンやってきた経験では、それはけっこう”あり得る”ことなのですが、ただ、そのチャンスをつかめる人と、つかめない人、がいるのも事実。これがシビア。私は幸いに”つかめた”ほうで、それまでは、とんと出張機会なくマイレージなどまさに「自分には関係ない」世界だったのですが、結果、自分のお金は(ほとんど)使うことなく=修行とか必要なく、陸マイラー活動もやらずして、JGCもSFCも入手することができました。
現状ステータス(2019年1月アップデート)そしていまは、“今度は”誰を出張させるか?”を決めるほうの立場になりました。
”つかめた”経験、選ぶ立場、両面から、どんなひとが”つかめる人”か、できるだけ説教くさくならないように書いてみます。サラリーマンの夫さんor妻さん、そのパートナーさん、または共働きでこれから上級会員修行を考えている方にも是非読んでいただきたいです。
今の仕事で一定以上の評価をされている
うわ!いきなり説教くさくてすいません。が、これがないと、チャンスがやってくるのは難しいです。
普段出張がない部署でも、
「経費精算をアウトソーシングしたいので、打ち合わせで中国出張してこいby経理部門」
「エンジニア確保したいのでインド出張してこいby人事部門」
とか突然機会が訪れることがあります(ちなみに、この2つは実例です)。そんなとき、”マイルを貯めたいので私に行かせてください”と言っても無理な話で。また、”中国語できます!””ヒンディー語できます!”というのは大きなアドバンテージになりますが、しかし、本当に重要な打ち合わせであれば、正規の通訳を雇うことのほうが多いです。すると、やはり最優先で選ばれるのは「その業務で優秀なメンバー」ということになります。また事業拡大等で出張必要な事業があらたに出来るときにも、集められるのはそれぞれの部門の優秀なメンバーであることが多いです。
まず現状業務で評価を得ていれば、そもそもボーナスも給料も上がる可能性高くなりますし、よしんば出張機会が訪れなくてもなにも損しません。はっきりいって、サラリーマンの場合、陸マイラー活動等でかきあつめるポイントに時間使うより、普通のボーナス評価があがるほうに時間使うほうが、生涯利益は絶対にあがりますので。そしてあわよくば出張機会をつかみ取り、年2,3回でも海外出張できればしめたもの。一気に上級会員までいきましょう。
英語がある程度できる、と、上司と周りから認識されておく
海外出張の場合、先の評価を得ていれば、次はやはり英語です。中国語でもスペイン語でもなく、英語。行先の国の言葉がつかえれば有利だと考えがちですが(もちろんそういうケースもありますが)、海外企業側で、他国のゲストをアテンドするメンバーは、100%英語できます。どこの国の人でも。100が言い過ぎなら、99%。それぐらい、グローバルビジネスでは国は関係なく英語です。むしろ日本人が(自分含め)世界で一番、英語が活用できない人種です。
自分が海外旅行行くときでも、まあ英語押さえておけばなんとかなる国多いし、現地コミュニケーションとれたほうが楽しいので、これも勉強していて損しません。旅行レベルだったら、そのうち自動翻訳がある程度カバーしてくれるようになると思いますが、ビジネスではまだまだ無理です。語学の習得は時間がかかるので、長い人生考えたら1も2もなく、すぐに英語の勉強始めて間違いありません。
そしてとても大事なのは、それを社内で公言することです。日本人はどうも”能ある鷹は爪隠す”のごとく、もしくは”まだ上手く喋れないので恥ずかしい”の恥の文化か、勉強していることすら隠す傾向あります。そもそも勉強している/本人に興味がある、ということが分かっているだけでも、出張社員を選定するときにとてもアドバンテージになります。会社だって、仕事できるし努力もしてる社員には場数踏ませて育てよう、という気になるものですが、上司や周りがそれをだれも知らなければ、せっかくの努力を活かすことができません。
それはとてもモッタイナイので、恥ずかしくても折を見て公言するようにしましょう。これはとても大事なことになります。
長くなったので②↓に続けます。
サラリーマン空マイラーになるためには②
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