サラリーマン空マイラーになるためには②

↓の続きです。

サラリーマン空マイラーになるためには①

前回を前提に、ちょっとテクニックのようなこと。

報連相の徹底

前提で”評価が高い”ということは、ある程度の”報連相”もできているはずですが、出張、とくに海外出張に、かつ単独で、とかなると、上司からは何やっているか見えなくなります。

実際に海外出張やってみると、決していいことばかりで無いのですが、いまだに「出張経費で海外行けていいなぁ」と言われたり、なんだか「半分観光してる?」とでも思っているのか?って目で見られることがあるのも事実。ですのでより一層積極的に、出張内容を報告連絡相談=”報連相”を徹底すべきです。これをきっちりやることで信頼され、また機会があれば再指名される確率が上がります。出張機会がなくても間違いなく評価上がります。これもやって損はないです。

経費を意識する

せっかくなので、出来れば許される範囲で最上級のシート、ホテルとか、マイルやポイントが貯まるものを、選べるものなら選びたくなりますよね。でもちょっと待ってください。まだ次回がありそうであれば、出来るだけ効率的な経費の使い方を意識しましょう。

例えば、サンフランシスコにANAでいく場合、直行便もあれば、ホノルル経由もあります(ANAのフライト検索ではでてくる)、ラスベガスだと、サンフランシスコ経由もあれば、ニューヨーク経由もあります。こうした場合、いうまでもなく、最短最安を選ばないといけません。”どうしても業務命令を満たすためには、空席がなく、ニューヨーク経由ラスベガスしか選べない”とかであれば、その画面をプリントしてエビデンスとして提出するくらいしたほうがいいです。

ホテルも同様、いくらマリオットが良いとか、IHGが良いとかといっても、仕事に不便になるようなロケーションのホテルを選択してはいけません。こうした行為は、一度でも目を付けられると、出張機会がなくなるどころか、今後の評判評価まで一気に下げてしまいます。ちょっと上乗せするマイルやポイントより、ここはぐっと我慢して、自分の信頼度を下げないように注意しましょう。

ただ経費削減とはいえ、観光旅行ではないので、”タイムイズマネー”は鉄則で、いくら安いからとタクシーより倍の時間かかるバスを選択する、とかはNGです。これは”コスパが悪い”選択になります。出張時に求められるのは現地活動の密度ですので、理由がある経費まで無理におさえる必要はありません。

マイラーであることを公言しない

余計なことは絶対言わないほうがいいです。陸マイラー活動で何マイル貯まった!とか、ホテルアップグレードされた!、とか、別に間違ったことをしていなくても、他人にはどう映るか分かったものではありません。なんとなくお得なことはうっかり自慢してしまいたくなりますが、特に日本のサラリーマン文化では止めておいたほうが得策です。”あの人は自分の利益のために出張使ってる”なんてあらぬ噂たてられないよう、十分に気を付けましょう。

これぞ”能ある鷹は爪隠す”です。

おまけ

たまに(結構?)あるのが、金曜のフライトより土曜のフライトのほうが何万円も安い、一泊泊まったほうがホテル代だしてもトータルで得、というケース(やっぱりみんな週末は家で過ごしたいのでしょう)。こういうときは上司にその画面プリントアウトして相談してみてください。”経費安くなるならもう一泊していい”ということもあるはずです。勝手にやってはダメですよ!? あくまで相談の上。それで承認もらえれば、その時は堂々と空いた時間に存分に観光してきてください!(いうまでもなく観光の費用は自腹ですが)

たまーにこういうこと出来るのも、サラリーマンの醍醐味です(笑

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